インターネットFAXの契約時に確認しておくべきポイントとは?|ValueFAXBizコラム
2021年12月6日事業者と契約したあとに、「内容が違う」などの事象が起きてしまうのはありがちで、インターネットFAXも例外ではありません。
インターネットFAXを導入する利点や、契約時にしっかりとチェックしておきたいポイントなどをまとめました。導入後に問題なく利用できるように、しっかりとポイントを押さえておきましょう。
インターネットFAXを導入する利点とリスク
インターネットFAXを導入する利点とリスクをご紹介します。
■利点:送受信したFAXの管理がラク
1回の送受信で2枚の紙を必要とする従来のFAX機は、いつ送受信をしたのか把握しづらいデメリットがありました。しかし、インターネットFAXの場合は、送受信ともにデータでやり取りをするため管理が容易である利点があります。
■利点:場所を問わずにFAXの送受信ができる
インターネットに接続してあるパソコンやスマートフォンからいつでもFAXの送受信が可能です。急ぎの確認が必要なFAXが送られてきても、問題ありません。外出中でも、移動中でも顧客や取引先に対してスピーディな対応ができます。
■利点:大幅なコスト削減が実現できる
インターネットFAXでは、FAX機の購入や印刷用紙代、インク代などのランニングコストを削減できます。選ぶサービスや使い方で料金が変動するとはいえ、インターネットFAXに乗り換えれば毎月の支払いは半分程度になるでしょう。
■リスク:FAX番号がかわってしまう
インターネットFAXを契約する場合は、別のFAX番号に変わったと顧客や取引先に連絡しなければなりません。どうしてもFAX番号を変えたくない時の策はありますが、少々手間がかかってしまいます。また、サービスによってはFAX番号が「050」や「020」に限られてしまいます。東京の03や大阪の06を選べたり、市外局番を自由に選べたりとサービスによって異なるので、契約する前にFAX番号をどうするか検討する必要があります。
インターネットFAXの導入費用の目安
インターネットFAXの料金は、初期費用、月額料、送受信料の3つです。初期費用と月額料は1,000円から1,500円程度が一般的で、送受信料だけ少々異なります。送信料は1枚10円から20円ですが、サービスによって決められた枚数までは無料です。受信料も同様に、決まった枚数までは無料なサービスがほとんどです。利用頻度に合わせてサービスを選びましょう。
インターネットFAXの契約時に確認しておくべきポイント
サービス契約前に必ずチェックしておくべきポイントをご紹介します。認識の相違がないように、以下の点だけは確認しておきましょう。
■契約期間は月単位が一般的
インターネットFAXのほとんどが月単位での契約です。契約しても日割り計算ではなく、月単位で料金がかかると覚えておきましょう。解約しようとした月に解約できなくて翌月の解約になってしまうケースもあるため、解約に関してきちんと確認をしておきましょう。
■市外局番によって別途料金がかかる場合がある
昨今では通常のFAX番号と同様に03や06などの都道府県の市外局番が使えるようになってきています。サービスによっては、選ぶ市外局番で別途料金が発生する場合があるため、番号はきちんと確認しましょう。
■無料トライアルを試す場合は注意
無料トライアルで事前に試してサービスを決定する際、自動更新になっているのを忘れて継続して契約してしまわないようにしましょう。会社と合わないサービスである場合、損してしまいます。解約をする場合は、期日をすぎないように解約をして自動更新を防ぎましょう。
まとめ
インターネットFAXの契約時に確認しておくべきポイントをご紹介しました。間違えて契約して、かえって料金がかかってしまっては非常にもったいないですよね。サービスによって細かい取り決めが異なるため、きちんと調べてから契約をしましょう。