インターネットFAXの需要が高まってきている理由について解説!|ValueFaxBizコラム
2022年2月7日インターネットFAXを導入しても、「使わないのでは?」と考える人もいるでしょう。しかし、現実ではインターネットFAXの需要は高まってきています。
本記事では、インターネットFAXの普及率について、そして需要が高い理由を深堀していきます。インターネットFAXの導入に迷っている方にとってきっと役に立つ情報なので、ぜひチェックしてください。
インターネットFAXの普及率は低い?
インターネットFAXは、従来のFAX機よりも利便性が高い特徴があるため、普及率が上がっていっても何らおかしくありません。
実はFAXを利用している事業者は95%以上であるとのデータがあります。物流や製造をはじめとする様々な業界では、受発注や在庫管理などのシーンでFAXが必須とされていて、FAXを廃止できない業界が多いためです。
具体的には、顧客や取引先からの要望でFAXを使っているため、「自社の判断で廃止できない」のが現実です。実際に廃止すると、別のコミュニケーションの方法を提案しなければならなく、変更後に生じる弊害を懸念しているため、廃止ができないのが実態です。
システムの普及やITリテラシーの課題が完全解決されるまでは、インターネットFAXの普及率は上昇していくでしょう。電話回線ではなく、インターネット回線を使ってFAXの送受信を行うインターネットFAXは、IT社会になっている現在でも、確かに使われているのです。
インターネットFAXの需要が高まってきている理由
インターネットFAXの需要が高まってきている理由がいくつかありますのでご紹介します。
■インターネット回線だけで利用できる
インターネットFAXは、インターネットに接続してあるパソコンやスマートフォンからどこでも利用できます。電話回線を使用しない手軽さから、需要が高まってきていると言えます。申し込みをしたら即日で利用できて、設置工事等もないため、導入する企業や個人事業主が増えています。
■コストカットが実現できる
FAX機の購入が必要なければ、印刷用紙代やインク代も必要ありません。定期的なメンテナンスもなく、機器の故障の心配もしなくてよいため、インターネットFAXに乗り換えるだけで大幅なコストカットができます。初期費用と月額料金、毎月の送受信料だけで利用できるのも、インターネットFAXの需要が高い理由の1つです。
■セキュリティの強化ができる
インターネットFAXは、データでFAXの送受信を行います。インターネットFAXに登録しているメールアドレスでしかFAXが受信できない特徴があります。届いたFAXパソコンやスマートフォンで確認できて、必要であれば紙に出力できます。印刷が必須ではないため、セキュリティの強化が実現できます。
当然、送受信の間も第三者に盗み見られる心配がありませんので、安心してインターネットFAXの利用が可能です。
今後もインターネットFAXの需要は伸び続けると予測される!
現在では少しずつインターネットFAXの需要が高くなっています。市場規模が更に高まる可能性があると言われています。また、2014年の段階で、受発注のインターネットFAX市場は100億円超えとの発表もありました。
昨今では経済状況が厳しく、どこの企業もコストを削減したいと考えています。まだ一般的な電話回線を使ってFAXの送受信をしているのであれば、インターネットFAXの導入がおすすめです。長く利用するほどコストの削減ができますし、印刷用紙やインク代などの資源の節約もできます。
まとめ
インターネットFAXの需要が高まってきている理由について解説しました。大幅なコスト削減や、手軽さから今後も需要が伸び続けていくインターネットFAXに乗り換えていないのであれば、ぜひ導入の検討をしましょう。